【半ドン】土曜日の午後のあの開放感はもう二度と味わうことができない。

あの頃小学校は土曜日も午前中授業がありました。4時限で終わると昼食は食べずに帰宅したいわゆる半ドンでした。

家の方角が同じ級友と、高く上ったお日様に照らされたアスファルト道路を、いつもより時間をかけてふらふらと帰ったものです。

川に魚釣りに行こうか、それとも日曜日に買ってもらったゴム動力の模型飛行機をやっつけるか。午後の予定をあれこれ算段しながらの帰り道の開放感、日曜日まるまる一日と土曜の午後をまだ手付かずでストック出来ている安心感と相まって、今ではもう味わうことのできない恍惚感に似た感覚をおぼえています。

 

半ドンはいつ頃無くなったのか調べてみました。

(1)1992年9月12日から公立小中学校及び高等学校の多くで毎月第2土曜日が休業日に。

(2)1995年4月22日からは第2土曜日に加え第4土曜日も休業日となる。

(3)2002年4月6日から公立小中学校及び高等学校の多くで毎週土曜日が休業日となり完全な週5日制となった。

このように3段階、10年かけて半ドンは絶滅させられたようです。1992年といえば我々はもう立派な社会人になっていますから、思い出の中の土曜日はいつも半ドンなのです。

 

そんな半ドンの土曜日、昼ごはんに何を食べていたのか思い出してみます。あくまでも私個人の経験ですから、皆さんそれぞれに思い出のお昼ご飯があることでしょう。

 

 

  • 焼き飯

炒飯ではなく焼き飯(やきめし)です。あのころはまだ味覇のような中華調味料は業務用でしかなく、一般家庭では炒飯ではなく焼き飯を作っていたと思われます。味付けは塩コショウ、具は冷蔵庫の残り野菜とひき肉といったところでしょうか。味が薄い時は醤油をたらした記憶あり。

  • そうめん

夏場のおひるはそうめんがダントツですが、夏場は夏休みになるので土曜日のお昼にはあまり食べなかったかもしれません。数本混じっている色つきの麺を、兄弟で奪い合いしたものです。馬鹿ですね。

  • インスタントラーメン

ちょうど袋麺全盛の頃です。我が家の定番は「チャルメラ」と「出前一丁」でした。後に「ハウスシャンメン たまごめん」や「本中華」「楊夫人(マダムヤン)」なんかも食べた記憶がありますが、この三つは今ではもう残っていません。



  • カップめん

カップヌードルの登場は昭和46年。ただ保守的な母親のもと食事としては認められませんでした。私は西日本で育ったので、初めてのカップめんはカップヌードルではなく、「金ちゃんヌードル」でした。

半ドンのお昼ご飯の思い出、東京生まれの友人は「オムライス」だそうです。彼女はお嬢さんでした。

将来のことを気に病んだりせずただ目の前にある休日に胸躍らせながら、母の作った焼き飯をもう一度食べてみたいものです。

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【水飲み鳥】家具調テレビの上やサイドボードに生息していたあの鳥をおぼえているか。

 

 

「水飲み鳥」で検索してここにたどり着いた方、ご苦労様。昭和40年代、テレビの上やサイドボードやショーウィンドの飾りとして、日本中を席巻した鳥のおもちゃ。50歳前後の方なら必ず見たことがあるのに正式名称が良くわからない。水を飲み続けるので「水飲み鳥」そのまんまですがこれでヒットします。

 

調べてみると商品名としては「平和鳥」「幸福鳥」「ハッピーバード」「ドリンキングバード」「ラッキーバード」等があったようです。大手玩具メーカーが商品名をつけて独占的に販売していたのでは無く、オリジナルもコピーも区別付かないカオスのような状況で、玩具店から夜店まであらゆる場所で売られていたのでしょうか。

1952年に考案されたこのおもちゃ、昭和40年代に爆発的な流行を迎えます。最盛期にはアメリカにも輸出されていたといいます。

 

 

 

電池等の動力無しに半永久的に水を飲み続けるこの水飲み鳥。ほのぼの系のルックスとは裏腹にそのメカニズムは意外にアカデミック。熱力学の法則に基づいて動いているそうです。

 

鳥の中に入った色つきの液体は揮発性の高いエーテル。腹部で気体となって液体を頭部に押し上げます。するとその重みによって頭を下げて水を飲むしぐさをします(実際は飲んでいません)。水によって冷やされたエーテルの蒸気が再び液体となり腹部に戻り頭を上げます。頭部を冷やす水を供給し続ければ、理論的にはこの動きは止まることなく続きます。

かの偉大な物理学者アインシュタインが日本から来たこの水飲み鳥をみて、永久機関では無いかと大いに驚いたエピソードもあるそうです。

この水飲み鳥、いまでも購入することが可能です。当時は日本で作っていましたが、今はほとんどが中国製。まるでししおどしのような、のんびりとしたアクション。右肩上がりに成長していた昭和40年代よりも、今の時代にぴったりな癒し系ではないでしょうか。

 

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